●自宅の裏庭に、野生のコアラ!
ある日の午後。
ふと気配を感じて振り返ると・・・そこにはユーカリの木をのぼるコアラがいました。
わが家の裏手はユーカリ林。
土地の開発が進んで疎らになったユーカリの木に、野生のコアラがいたのです。
見つけた瞬間、大興奮!
大きな声を出したら驚かせてしまうかもしれません。娘とふたり「カメラ!カメラ!」と慌てて家の中へ駆け込みました。
早く早く!と、いまにも転びそうな勢いで走り、カメラを引っ掴んで駆け戻って来て。
再びユーカリの木を見上げると、コアラの移動距離はたったの3m。
そうか、コアラって、野生でもこんなにのんびりしているんですね。
今度は落ち着いてじっくり鑑賞。かわいい~。本当に可愛い。お腹のあたりが妙に大きいと思ったら、赤ちゃんコアラがいます!お母さんのお腹にしっかりと抱きついていました。
お母さんコアラは、観察されている事に気づいていない様子で木を登り、葉を食べ始めました。
赤ちゃんコアラもお母さんの背中に移動して、手を伸ばし、一緒に食事をしています。
しかし、のんびりして見えますが、やはり野生。
カメラのレンズ越しにじっと見つめていたら、赤ちゃんコアラが突然くるっと振り向きました。

あっ!
ピタッと目が合った。
その瞬間が今回の写真です。
そうやってコアラの可愛さに夢中になっている内に夕暮れ時になり、後ろ髪を引かれつつ家の中へ。
暗くなって姿が見えなくなるギリギリまで、同じ場所でユーカリの葉を食べていたのは確認しましたが、翌朝には姿が見えなくなっていました。
のんびりした様子は動物園などで見るのと同じでしたが、思わぬ場所で見かけると嬉しさが格別です。その後彼らの姿を見かけることはありませんが、ワラビーや鹿、野うさぎはちょくちょく飛び跳ねている姿に遭遇します。少しでも多く自然を残すことができればと感じる瞬間です。
筆者:柴田りえ
ゴールドコースト在住。
2000年、WA州パースへ。現在の夫と出会い2001年、挙式。ゴールドコーストに移住。
2003年、一女に恵まれ、Webデザイナーを経て、現在はフリーランスとして自宅オフィスで働く毎日。

