Nature in Australia

フェアリーペンギンに出会う旅

道路標識
見慣れない道路標識に
緊張の連続!

メルボルンから車で一時間半ほどの所に位置するフィリップアイランド。南極近くでなくては出会えないと思っていた野生のペンギンに出会えるとあって車の運転にも力が入る・・・。私たち3人が出発したのはお昼を過ぎてからでした。ペンギンを見られるのは日が暮れてからだと聞いて、ついついのんびりしすぎたかも。でも夜遅くなってでもペンギンたちをずっと見ていたかったから、先にしっかり寝ておいたのは正解!
車の旅は慣れてしまえばこっちのもの。オーストラリアと日本の運転事情はほぼ同じで左側通行ですから。ただ、見慣れない道路の標識やオーストラリアならではの巨大なラウンドアバウトに直面すると、手に汗握る緊張の連続。途中何度かクルクルと同じ所を走った気もしますが、まあそれも旅の楽しみの一つでしょう・・・(私だけ?)。メルボルンシティーを脱出さえすれば、後はハイウェイの標識に沿っていくだけで、簡単にたどり着けました。ほっ。(もちろんバスツアーもたくさんメルボルンから出ているので、車の運転に自信のない場合もご安心を!)そんなこんなでお茶の時間ごろにはもう到着です。

子ペンギン
親の帰りを待つ子ペンギンたち.
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フィリップアイランドには世界最小のペンギン・フェアリーペンギンが群れをなして住んでいます。親ペンギンたちは早朝に漁に出掛け、日が暮れてから餌とともに戻ってきます。そこを目撃しようと私たち人間が集まって来るというわけです。(ペンギンパレードセンターへの入場料は17ドル程でした。)
そして健気な子ペンギンたちはポコッと土の盛り上がった巣穴の中にじっと潜んでただただ親の帰りを待っています。他にも島周辺にはペリカンやアザラシも生息していて、大自然の香りいっぱいです。そういえば野うさぎにも出会いましたよ!

Seal rocks

待ちきれない気持ちをおさえて
Seal rocksへ.
(写真をクリックすると大きくなります)

ペンギンに出会う旅のハイライトは日が暮れてからで、それまでの間はゆっくりと島のあちこちを観光してまわることができます。「ペンギン第一!」で訪れた私たちは待ちきれない気持ちを抑えながら、とりあえずアザラシでも見ておこうと島の端っこにあたる“Seal rocks”へ向かいました。そこは海に突き出た島の端っこで、波が岩に当たる激しい音もすぐそこに聞こえてくる。
・・・と、そこにうれしい発見が!夜にならないと見られないと思っていたペンギンたちの巣がそこここにあるのです。そして中には子ペンギンたちがじっとちっさく丸くなって収まっていました。結構気づかずに通り過ぎてしまう人たちが多いのですが、よくよく目を凝らしてみると草陰に奇妙な盛り上がりがいくつかあって、その中にペンギンのおしりが、そしてちいさな頭が見えます!かわいー!!!私たちは2倍も3倍も得した気分でますます日暮れからのペンギンパレードに期待を寄せました。

子ペンギン

そして、いよいよ日が暮れかけた頃、ペンギンパレード・ビジターセンターへ向かいました。そこではペンギンたちの生息などについてたくさん学ぶこともできます。そうそう、忘れてはならないのが絵葉書!
フィリップアイランド(ビジターセンター)から絵葉書を送ると特別のペンギンのスタンプが押されるのです。(後日家族でしっかり確認済み!) ぜひぜひ一筆を。ちなみに普通のメールボックスからではたとえフィリップアイランドからでも特別スタンプはないらしいです。これも確認済み・・・私は一生懸命メールボックスをめがけて走ったのに・・・。

道路標識

そうこうするうちに、待ちに待ったペンギンパレードは21時を過ぎてからはじまりました。ビーチに柵がしかれ、その中からの見学ですが、それも自然を守るためと納得。最初の一匹は突然に波の中から飛んで岸に上がってきました。そして、次から次へとよたよたっ、へたへたっと何度もこけながら、時々波にも流されながら、健気なペンギンたちが現れました。5匹づつ位のグループでかたまって、そして巣へと戻っていくのです。小さな一歩一歩も時間をかければ島の端から端にたどりつくのだから、なんともいえない愛おしさと強さを感じます。
そして私たちは大満足。それでも、まだまだいつまでも眺めていたい思いを何とか断ち切って、日付の変わる前にようやく帰路につきました。「また会いに来るからねっ!」って言ったのちゃんと聞こえてたかなあ・・・。

筆者:尾本麻衣

写真

現在パートナーと共にメルボルンに住んでいます。
“バットマンズヒル・オン・コリンズ”ホテルフロントデスク勤務、日本も含めて世界各国からのお客様にもっともっと出会えることを毎日楽しみにしています。
私が渡豪を決めたのは、カナダでのワーホリ後、日本に帰国したものの、毎日感じていたドキドキの感覚を忘れられず、更なるアドベンチャー生活を求めてのこと。そうそう、海外でのスキーインストラクターという夢を果たすためでもあったっけ・・・。Mt. Bawbawってあんまり知られてないけど、とっても魅力的な山なんだよ~(メルボルンのすぐ近くです)。
というわけで、みなさま今後ともどうぞよろしく。