●コーヒー好きの祭典(前編)

白いテントが各コーヒーショップの
ブース。
実を言うと、シドニーに来るまでどちらかと言えば紅茶派だった私。
しかし、こちらに来てみてカフェの多さにいつしか紅茶よりもコーヒーを飲む機会が多くなった気がします。正しく言えば、コーヒーと言うよりはカプチーノやカフェラテのようにミルクたっぷりの飲み方が好きで、種類が少なくてメニューの端っこにある紅茶よりは「コーヒー」を選ぶ事が多くなりました。(日本では牛乳ではなくコーヒーフレッシュなるものがついてきますが、ハズカシながらあれだけではコーヒーが飲めないのです)くどいようですが、ここまで近くにカフェ同士があっていいの?!と心配になるくらい、本当にカフェが多いのです。カフェだけでなくTAKE AWEY(お持ち帰り)のお店でもケーキ屋にコーヒー、サンドイッチ屋にコーヒーと、コーヒーを売っているお店がまことに多いのです。さらにブラックで出てくるのが当たり前な(ぎりぎりスタバ世代でない自分からみた)日本と違い、種類を選べるのがうれしいのです。エスプレッソに始まり、ロングブラック、フラットホワイト、カフェモカなどなど…。そんな折、ロックスで「アロマ・コーヒー・フェスティバル」が開かれると知り、またも夫を誘って出かけることにしました。このフェスティバル、毎年9万人以上の人が参加し今年でもう9回目。コーヒーのイベントとしては南半球最大と言うことでその規模、賑わいに期待がふくらみます。

いいお天気!
幸いお天気はピーカンで、着いてみるとすでにたくさんの人がコーヒーの紙コップを持って歩いていました。見たところ、ロックス地区をぐるっと1周する感じでステージや3、4店のブースの集まりが散らばっているようだったので、それぞれの集まりで一杯ずつコーヒーを飲み、次に着くまでに歩きながら飲もう!という作戦にしました。このフェスティバルではどの店も一杯$1と決まっており、ワンサイズの紙コップに統一されています。サンプルサイズと言っても不満を感じる大きさではなく、それよりもたった$1でコーヒーを飲み歩けることに何杯飲もうか!と気合いが入ります。
パンフレットを見ると36店も出店しています。とりあえず、たくさんあるお店の中からどこを選ぶかが最重要ポイントになりましたが、店名だけでピンと来るほどオーストラリアで飲み歩いているわけでもない私達は、「店員さんの雰囲気・お店の感じ」といった非常にいいかげんな基準で一軒目に突入。せっかく飲み比べができるんだからと言うことで、今日はカプチーノに限定してバリスタの作る泡比べをしてみることに。うむ。泡が細かくてやわらかい口あたり!少し風が冷たくて澄みきっているこの天気にあたたかいコーヒーはそれだけで相性抜群。どこで飲んでもおいしい、おいしいと言うことになりそうです。
そんな感じで次々と気に入ったお店に行き、カプチーノばかりを攻めつづける二人。不思議と飽きることなく、まだまだという勢いでロックスの一番奥のステージまでやって来ました。このエリアには今日一番の期待、バリスタ世界チャンピオンが淹れてくれるブースがあるのです。
筆者:江川園美
シドニー在住。
イギリス留学、ニュージーランドでのワーキングホリデーの経験はあるが、「海外はもういいかな」と思っていた矢先に結婚。夫の希望で三度目の海外滞在となる。
実は興味の薄かったオーストラリアだが、せっかく一年いられるので目下見所を探しながら夫婦でワーホリ中。
滞在中にフルーツピッキングやラウンドを通してオーストラリア大陸の大自然に触れて感動体験をするのが目標!


