●メルボルンの台所・クイーンビクトリアマーケット(前編)
ほぼ毎日のように通っていてもまだ飽きない、そんな場所を今回ご紹介します。メルボルンシティーの北に位置するノースメルボルンにあるクイーンビクトリアマーケット。シティーのメインストリートのひとつでもあるエリザベスストリートの一番北の端に当たります。シティトラムで行くならクイーンストリートから歩いて1ブロックのところです。広さを街のブロックで表すと2ブロック平方という巨大なマーケットです。(わかるかなあ…。とにかく広い!ということが言いたいのですが。)私たちがノースメルボルンに居住を決定した理由第一位もここに歩いて行けるからでした。
私のパートナーがシェフという職業柄とにかく食材にこだわるため、今やこのマーケットは私たちの台所と言っても過言ではありません。巨大なスペースの半分以上をぎっしりと占めている食材に加え、その他靴・洋服・おみやげ・キッチン用具などなどとにかく探して見つからないものはない、何でもありなのがこのマーケットの特徴といえるでしょう。(ないのは牛乳くらいでしょうか。)もちろん普通のスーパーマーケットにも時々行きますが、生鮮食品コーナーはいつも素通りしています。やっぱりビクトリアマーケットに比べると新鮮度も大きく違うし、値段も倍ほど違ってくるのです。ちなみにいつもレジのお姉さんたちからは冷たい目で見られるのですが、結果的にスナック菓子にチョコレートに缶詰などなどと不健康な生活を送っていそうに見えるものばかりをスーパーで買っています。ホントはとってもヘルシー生活しているのですよ!なんて…。
マーケットは大きく分けて、4つの分野に分けられます。野菜&果物コーナー・肉&魚コーナー・デリカテッセンコーナー・その他いろいろ生活雑貨コーナー(お土産類含む)といったところでしょうか。細かく言うと、それぞれの中でもちょっと高いけどオーガニックなど品質の違いを売りにしているところもあれば、手ごろで格安を売りにしているところもあります。私たちも最初のうちはとにかく全部見て比較しようと、時間をかけて隅から隅まで回っていましたが、何度も通う内にひいきにするお店ができています。もちろん以前観光で訪れたときは、すべてが新鮮で、1日では飽き足らず、次の日もちょっと朝寄ってから他の所へ行こうかしらという感じでした。

ジャムドーナツはこのミニバスの中!
ビクトリアマーケットは月曜と水曜を除いて他の曜日は毎日開かれています。朝6時からお昼過ぎの2時までが主流で、金曜日はちょっと長めに夕方6時まで、日曜日はちょっと遅れて朝9時からの開始となっています。ここから読み取れる事実は日曜日に食材を買い忘れると月曜日の食卓はとっても寂しくなるということでしょうか。さらに火曜日に買出しにいけなかったりすると、その週の初めはもう「わび・さび」を感じるしかありません。
そんな日常の詳細はさておき、ビクトリアマーケットを訪れたからにはこれを試さずには帰れない、最大のお勧めであるジャムドーナツもここでお知らせしておきましょう。ちょうどマーケットの敷地のど真ん中にあり、ミニバスを改造して作られたお店の中で、ドーナツが出来上がっていくのを外から見ることができます。とてもシンプルなアメリカンスタイルのドーナツですが、なぜか周りの雰囲気も味の中に含まれて、特別なメルボルンの味がします。(どんな味だか…。)ついつい長い行列を見るときっとあなたも私たちのように並んでしまうでしょう。
というわけで、ぜひ皆さんもクイーンビクトリアマーケットの秘密を探りにきてみてください。きっと特別な何かが見つかるに違いありません。次回はもっと詳しいマーケットのお得情報もお知らせしますね。
筆者:尾本麻衣

現在パートナーと共にメルボルンに住んでいます。
“バットマンズヒル・オン・コリンズ”ホテルフロントデスク勤務、日本も含めて世界各国からのお客様にもっともっと出会えることを毎日楽しみにしています。
私が渡豪を決めたのは、カナダでのワーホリ後、日本に帰国したものの、毎日感じていたドキドキの感覚を忘れられず、更なるアドベンチャー生活を求めてのこと。そうそう、海外でのスキーインストラクターという夢を果たすためでもあったっけ・・・。Mt. Bawbawってあんまり知られてないけど、とっても魅力的な山なんだよ~(メルボルンのすぐ近くです)。
というわけで、みなさま今後ともどうぞよろしく。




